元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏(51)が10日、読売テレビの「今田耕司のネタバレMTG」(土曜前11・55)に出演。16日にアメリカのバイデン大統領と行われる日米首脳会談を前に「自衛権の発動、いわゆる武力行使を『いざというときにはやりますよ』という国家の意思を示さないとアメリカも協力してくれない」と尖閣諸島情勢について言及した。
橋下氏は「政治家にとって、領土に関しては弱気になったらダメだという分野」とし、「ココ取られたら周辺部分に無人島があるんで、それをちょこちょこ攻められる。竹島は日本の領土になっているが、竹島に日本の漁船は近づけない。北方領土も『来たらやるぞ』という(ロシアの)意思を僕ら感じている」とコメント。「尖閣に中国の漁船や公船がどんどん入ってきてるということは『やられるぞ』ということを彼ら(中国)は思っていない」と説明した。
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また、世界が北朝鮮に配慮する理由について「金正恩がいざというときには『ぶっぱなすぞ』という意思を示している」と分析し、「『いざというときには武力行使するぞ』と菅さんがもし言えば(尖閣情勢は変わる)。僕はそれをアメリカの人に言ってもらいたい」と語った。