「新世紀エヴァンゲリオン」シリーズの総監督を務める庵野秀明氏(60)が11日、東京・新宿バルト9で行われたアニメ映画「シン・エヴァンゲリオン劇場版」の大ヒット御礼舞台あいさつに出席した。
先月8日に公開され、興行収入70億円、観客動員数460万人を突破。庵野氏はシリーズの舞台あいさつに初登壇し「『シン・ゴジラ』(2016年公開、82.5億円)を超えてくれたら僕の中でレコードになる。本当にありがたい」とファンに感謝した。
続けて「100億円を超えるとアニメ業界の活性化にいい」とさらなるヒットに意欲。その理由として「『鬼滅の刃』や新海誠監督の作品が100億円を超えるのは当たり前。ジブリもそう。『エヴァ』はロボットアニメで『ガンダム』ですら100億円は超えてない」と熱弁した。
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先月22日に放送され、自身が出演したNHKドキュメンタリー番組「プロフェッショナル 仕事の流儀」についても言及。「これを撮っておけばいいのにというシーンがあったけど、良いときにいない」とボヤいて笑わせた。
監督として作品に参加した鶴巻和哉氏や前田真宏氏、碇シンジの声を担当した声優、緒方恵美も出席した。