吉野家、75億円の赤字に 時短営業、来店客減少響く

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吉野家、75億円の赤字に 時短営業、来店客減少響く
 吉野家ホールディングスが13日発表した2021年2月期連結決算は、純損益が75億円の赤字(前期は7億円の黒字)に転落した。赤字は2年ぶり。新型コロナウイルス感染症流行による時短営業や来店客の減少が響いた。赤字幅は89億円の赤字を計上した10年2月期に次ぐ水準となった。
 売上高は21・2%減の1703億円。外出自粛を受け、牛丼店やうどん店の売り上げが減少した。配達対応の店舗を増やしたが補えなかった。不採算店舗150店の閉鎖で特別損失もかさんだ。
 原材料費の低減や人員の配置転換などを実施したため、今後は年間約70億円のコスト削減効果が出るという。東京都内で記者会見した河村泰貴社長は「19年に比べ9割の売り上げで利益が出る体制をつくった」と話した。

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 22年2月期の連結業績予想を公表し、売上高は9・0%減の1551億円、純損益は20億円の黒字転換を見込む。

[紹介元] 「芸能社会」の最新ニュース – SANSPO.COM(サンスポ・コム) 吉野家、75億円の赤字に 時短営業、来店客減少響く