再生医療関連の事業を展開するバイオミメティクスシンパシーズ(東京)と契約を結んだ。候補となる物質は「キノロン系化合物」と呼ばれるもので、ウイルスが細胞に侵入する時に必要とされる遺伝子の発現を抑える効果があるという。重症肺炎患者を対象とした治験で用いられる「間葉系幹細胞」の作用を解析する中で、候補物質を発見した。
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両社による記者会見でバイオミメティクスシンパシーズの漆畑直樹社長は「(ロートとの)新しい組織では排他的な態度を取ることなく、パートナーを募集していく」と述べ、外部の知見も積極的に取り入れていきたいとした。