■ちょうどいい立ち位置は「近所のおばさん」■
美容誌などの連載を8本抱え、著書の累計発行部数は144万部を突破する神崎。インスタグラムのフォロワーは56万人を超える売れっ子の美容家だが、「『近所のおばさん』ぐらいの立ち位置がちょうどいい。いいものがあったら教える、おいしいものがあったらシェアするとか、そういう存在で身近に感じてほしい」と自然体の美しさがアラフォー女性の人気を獲得している。
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昨年発売した著書「神崎CARE」は肌やスタイル、髪の毛などのケアのほか、ボディートレーニング法などを凝縮。「50歳前後でも、まだまだ体が変わる。肌もそうですけど、自分次第で変われると伝えたい。年齢を重ねることはネガティブなことだけじゃないんです」と力を込める。
17歳だった1993年に週刊ヤングジャンプの「全国女子高生制服コレクション」でグランプリを受賞し、芸能界入り。タレントとしてフジテレビ系「ひとつ屋根の下」などに出演したが、芽が出ずに20歳で引退。23歳でJリーガーと結婚して2児をもうけると、専業主婦になった。
■転機は離婚「もう一度、人生にチャレンジ」■
転機は34歳で経験した離婚。「もう一度、自分の人生にチャレンジしたい」と一念発起し、興味があった美容のスクールに通い、アイブロウやアイラッシュデザインの資格を取得するなどさまざまな分野についてがむしゃらに学んだ。
「『美しくあるべき』と押しつけるものではない。美容が圧にならなければいい」が信条。“力み”のない雑誌連載や著書は悩める女性たちの心をつかんだ。
「私が伝えているのは、ただ見た目をきれいにするだけではなく、日常を豊かにする美容」とキッパリ。「美しくなるにはスキンケアやメークはもちろん、健康や気持ちの部分が欠かせない。美容はときに力になり、元気になり、日常を彩ってくれるもの」と美容と二人三脚で歩む生き方を提案している。
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