那珂川浸水、水戸市で最大7・2メートル 阿武隈川では5メートル、地理院推計
那珂川浸水、水戸市で最大7・2メートル 阿武隈川では5メートル、地理院推計
国土地理院は15日までに、台風19号の大雨による河川流域の浸水について、那珂川では、水戸市の常磐自動車道水戸北スマートインターチェンジ南側で、深さが最大約7・2メートルに達したとの推計を明らかにした。阿武隈川では、福島県国見町川内付近で最大約5・2メートル。6河川について、浸水範囲や深さを色付けした地図を地理院ホームページで公開している。 地理院によると、最大の深さは、吉田川が宮城県大郷町の大郷大橋北側で約4・5メートル、久慈川が茨城県常陸太田市松栄町付近で約4メートル、都幾川が埼玉県坂戸市紺屋付近で約3メートル。宮城県丸森町では、阿武隈川沿いの広範囲で浸水が確認できる。 既に公表している千曲川では、長野市にあるJR東日本の「長野新幹線車両センター」付近の約4・3メートルが最大だった。 地理院は、航空機から撮影した写真やツイッターに投稿された位置情報が分かる写真、標高データなどを基に解析した。
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