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世界有数の規模を誇る自動車展示会、上海国際モーターショーが19日、中国の上海市で開幕した。中国は新型コロナウイルスの打撃を受けたが、依然新車市場として世界最大の座を維持。日系メーカーも最新の電気自動車(EV)などを披露し、アピールに力を入れる。
トヨタ自動車は中国で人気の高いスポーツタイプ多目的車(SUV)の新型EVを世界初公開。日産もSUV「エクストレイル」の新型車を、ホンダは中国市場向けとして初の新型EVを披露。
中国の2020年の新車販売台数は2531万台。新型コロナ流行の影響を受け前年比1・9%減だった。政府は脱炭素化に向け35年までに全てのガソリン車をハイブリッド車(HV)やEVに置き換える方針。自動運転車開発への参入も目立ち、メーカーの競争は激しさを増している。
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10以上の国・地域から約1000社の自動車関連企業が出展する。展示面積は約36万平方メートル。19、20日は報道陣向け公開で、一般公開は24~28日。(共同)