歌舞伎俳優の中村壱太郎(30)が19日、京都市内で主演舞台「夜は短し歩けよ乙女」(6月26~27日、クールジャパンパーク大阪WWホール)の取材会を行った。森見登美彦氏の同名小説を舞台化。京都を舞台に黒髪の乙女(乃木坂46・久保史緒里、19)に恋をした大学の先輩(壱太郎)が気を引こうと画策する奇妙な一夜を描く。
「お話をいただいて、ホントに乙女役かと。先輩役と聞いて“そらそうだよな”と思った」と苦笑する若手屈指の女形。
「歌舞伎は衣装、カツラ、白塗りがあって成り立つ。普段の格好で立つのは初めて。どうやって打破するか。男として成立すれば次につながる」
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この日は俳優の竹中直人(65)、女優の鈴木砂羽(48)らの出演も決定。「強烈だけど、毎回違うキャラクターにどうアプローチされるのか。稽古場が楽しみ」と話した。東京公演は新国立劇場中劇場で6月6~22日。