JR東日本は20日、東京と静岡・伊豆半島を結ぶ特急「踊り子」などで使われ、3月に定期列車から引退した旧国鉄時代の車両「185系」の純金製ミニチュアを複数個受注したと明らかにした。価格は1000万円で3月18日から予約を受け付けていた。深谷光浩東京支社長は「売れるか心配だったので驚いた。とても愛された車両なのだと実感した」と話している。
JR東によると、模型は2両編成で、1両当たりの重さは200グラム。鉄道模型の「Nゲージ」の規格に合わせ、実物の150分の1の寸法とした。JR東のショッピングサイト「JRE MALL」で今月30日まで注文できる。
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185系は旧国鉄時代の1981年に運行を始めた。踊り子の他、廃止された夜行列車「ムーンライトながら」(東京-岐阜・大垣)などとして走ってきた。3月中旬時点で現存している15編成の一部を廃車にし、残りは臨時列車として今後も使用する。