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米アップルは20日、自社開発の高性能プロセッサーを搭載したタブレット端末「iPad(アイパッド)プロ」とデスクトップパソコン「iMac(アイマック)」の新製品を5月後半から販売すると発表した。カメラの能力を高めるなど、新型コロナウイルスの影響で広がった在宅勤務や遠隔授業で使う際の機能を強化した。
財布や鍵に付けて紛失を防止する機器「AirTag(エアタグ)」も披露した。
アイパッドプロは4月30日から注文を受け付ける。価格は11インチ画面モデルが9万4800円から、12・9インチが12万9800円から。人の動きに合わせて画面の中心に人が来るよう調整するカメラ機能を搭載。携帯通信モデルは第5世代(5G)移動通信システムに対応する。
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新アイマックはデザインを刷新。約1センチの薄型で、画面は24インチと従来より大きくなった。青や緑、ピンク、シルバーなど7色あり、価格は15万4800円から。
エアタグは、「探す」アプリで地図に表示することで、物が見つかる仕組みだ。内蔵スピーカーから音を鳴らして場所を知らせることもできる。価格は3800円から。4月30日から販売する。
アップルは、インテル製のプロセッサーを使っていたパソコンについて、昨年から自社設計の半導体「M1」を導入。新アイパッドプロとアイマックにも搭載した。(共同)