JR西によると、25日は式典は見合わせるが、同施設で事故発生時間に合わせて役員らが黙とうするほか、長谷川一明社長が献花し、追悼の言葉を述べる。希望する遺族らには、その様子をオンラインで中継する。
事故で義弟を亡くした上田誠さん(54)は「突然のことで正直戸惑っている。遺族も高齢化する中、感染リスクを考えればやむを得ない判断なのだろう」と理解を示した。
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長谷川社長は14日の記者会見で、約190人が参列予定だと明らかにしていた。別会場を設けたり、参列者を遺族や負傷者に限定し、PCR検査キットを事前に渡したりする感染防止策を講じて実施する方針だった。
事故は2005年4月25日、尼崎市のJR福知山線で発生し、乗客ら107人が死亡した。