フィリピンの世論調査機関パルス・アジアは22日、来年5月の大統領選で誰に投票するかを尋ねた世論調査結果を公表し、ドゥテルテ大統領の長女サラ氏が27%で首位に立った。昨年11~12月実施の調査でもトップで、高い人気を維持している。
サラ氏は南部ミンダナオ島の最大都市ダバオの市長。アルコール提供を終日禁じるなど市独自の新型コロナウイルス対策を進めていることが評価されたとみられる。本人は出馬に否定的な考えを示している。
2位は長期独裁体制を築いた故マルコス元大統領の長男フェルディナンド・マルコス元上院議員(13%)。3位は共に12%でグレース・ポー上院議員とマニラ市のイスコ・モレノ市長が続いた。
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調査は2月22日~3月3日、18歳以上の2400人に実施した。(共同)