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動画配信サービス・Paravi(パラビ)のオリジナルドラマ「リコハイ!!」の主演女優、桜井ユキ(34)がサンスポのインタビューに応じ、離婚から始まる年下イケメンとの少しエッチなラブストーリーに臨む心境などを明かした。
同作は北川景子(34)主演のTBS系「リコカツ」(金曜後10・0)の派生作品。34歳の専業主婦・希恵は夫の不倫相手の部屋に乗り込むと、相手の彼氏である健太(黒羽麻璃央、27)と遭遇。離婚直後でハイテンション(リコハイ)の希恵と年下の健太との奇妙な共同生活を描く。
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2017年の映画「リアル鬼ごっこ」(園子温監督)など「今までパンチの強い役が多く、今回のようなザッツ恋愛の作品はなかった」と桜井。台本の第一印象を「年下とラブラブするんだと思った。この年齢ではなかなかないので」とユーモアたっぷりに喜んだ。
舞台などで活躍する人気俳優、黒羽とのラブシーンについて「黒羽さんのリアルな反応に、私も気持ちがグッと入り、お芝居として純度が高くなりました」と説明。黒羽の熱演に感謝しつつ、手応えを感じていた。
今回は離婚を機にハイテンションになる役どころ。「これまでは喜怒哀楽を抑えた役柄が多かったけど、今回は相手の目をみて感情を表す演技が心地よく、新鮮で新境地でした」と振り返った。
自身の恋愛観にも言及。「正直な人が良い。嘘をつかないのは無理なので嘘をついても、すぐばれてしまう人。器用な人ほど年々信用できなくなって、完璧なものほど何かあるんじゃないかって」とリアルに語った。
2011年から本格的に芸能活動を開始。19年のTBS系「G線上のあなたと私」などの連続ドラマや同年の映画「コンフィデンスマンJP-ロマンス編-」など話題作に出演するが、女優としての転機は、20代半ばで出演した園子温監督の作品だった。
「園監督の現場では台本を覚えても、例えば、せりふを別のものにするとか、その場で作り出す過程に衝撃を受けました。役作りで自分で決めすぎることは自己満足で無意味だということを学んで、それは今の私のベース。柔軟に対応しようと心がけていますが、現場でどうなるんだろうという感覚が怖くもあり、そこが楽しいんです」。
今後やりたいことは「コロナ禍が落ち着いたらアフリカにひとり旅」。「アフリカに行った先輩に人生観が変わるといわれて。その先輩の目が本当にキラキラしていて、自分でも確かめたいんです」。この旺盛な好奇心が“現場主義”の熱演につながっている。