俳優、渡辺徹(59)が、心臓からの血流が悪くなる大動脈弁狭窄(きょうさく)症との診断を受けたことが27日、所属する文学座の公式サイトで発表された。6月に出演予定の舞台「ハリネズミ」は全公演中止となる。
渡辺は今月、急性気管支炎のため、ミュージカル「アリージャンス~忠誠~」の名古屋公演(17~18日、愛知県芸術劇場)、大阪公演(23~25日、梅田芸術劇場)の出演を見合わせていた。
文学座は「公演を楽しみにしてくださっていた皆様、並びに出演者、関係者の皆様には多大なるご迷惑とご心配をおかけいたしますことを、謹んでお詫び申し上げます」などと謝罪。「渡辺は今後、早い快復を目指して治療に専念いたします」としている。
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