政治ジャーナリストの田崎史郎氏(70)が22日、TBS系「ひるおび!」(月~金曜前10・25)に出演。東京五輪・パラリンピック期間中の医療提供体制に関する都の準備状況に対し、丸川珠代五輪相が東京都の小池百合子知事に対して、苦言を呈したことについて言及した。
丸川氏は27日午前、大会実施時の医療提供体制が都から提示されないままだとし「開催当事者として、そろそろ示していただきたい」と指摘。小池氏は「既に実務的に詰めている」と報道陣の取材に答えた。
田崎氏は、丸川氏は「怒っている」とし、国は新型コロナウイルスが国内に入らないよう水際作戦を行い、東京都は医療を担当すると分担をしていたにも関わらず、「ぜんぜん話が来ないと。もう3カ月を切ったと。いったいどうされるおつもりなんですかと問いかけをした」のだと指摘。「電話を1本すればいいじゃないかと僕も思いましたけど、非公式なところでなかなか話が進まないので、公開質問状を出してみたという形」と持論を展開した。
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以前から丸川氏と小池氏の仲が悪かったといわれていたことについて説明を求められた田崎氏は「ハッキリ言って、小池さんと上手くいっている人っていうのは数少ない。二階俊博(自民党)幹事長くらいなものですよ。まあまあなお付き合いができているのは」とし、今回のやりとりについて「丸川さんが悪いとは言い切れる問題ではない」と説明。“因縁の対決”とも報じられていたことにふれ「これは誰とでも因縁の対決になっているんじゃないかなという気がしないでもないですね」と私見を披露した。