松竹は30日、先月28日に体調不良で救急搬送された歌舞伎俳優で人間国宝の中村吉右衛門(76)の病状について「急性の心臓発作」だったことを明らかにした。また「4月下旬での医師による診察の結果、当面の間、療養に専念する必要があることになりました」とし、出演予定だった「五月大歌舞伎」(5月12日初日)は休演し、中村歌六(70)が代役を務めると発表した。
松竹は「中村吉右衛門は今後の舞台復帰を目指し、引き続き療養に専念いたします。皆様には、大変なご心配とご面倒をお掛けしますこと、深くお詫び申し上げます」とコメントした。
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