東京都は30日夜、新型コロナウイルス対策として、警視庁や東京消防庁などと共にJR渋谷駅付近の街頭で見回り活動を実施し、通行人へ不要不急の外出の自粛を求め、コンビニには路上での飲酒防止に協力を呼び掛けた。中には「日本語が分からない」と移動せずに路上飲酒を続けたり、職員らの注意に暴言を吐いたりする人もいた。
都は4月末に都内計7400店舗のコンビニへ業界団体を通じて「路上飲みは止めてください」と大きく書かれたポスターを配布。店内やレジ横のモニターに掲示するよう要請している。
30日は午後8時を過ぎても店舗周辺や駅前のベンチで飲酒や談笑をする人が目立ち、都職員ら計約20人が路上で飲酒をしているグループごとに「変異株は屋外でも感染リスクが高い」と声掛け。路上飲酒を控えるよう求めるチラシを配布したが、受け取らなかったり、注意に対して「ふざけるな」と怒声で応じたりする人々もいた。
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