静岡突風、住宅４０棟損壊　竜巻の可能性調査

　静岡県中部で１日夜に発生した突風で、牧之原市は２日午前８時半時点で、屋根がはがれたり窓ガラスが割れたりするなど、住宅約４０棟の被害を確認したと明らかにした。静岡地方気象台は、竜巻だった可能性があるとみて、職員を現地に派遣して詳しく調べている。
　牧之原市によると、複数の車の横転や電柱が倒れる被害、倒木も確認されている。男女３人が足の甲をガラスの破片で切るなどして軽傷を負った。
　また静岡県によると、ビニールハウスが倒壊したほか、タンクが倒れ、ビニールハウスの暖房用の燃料が流出した。

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　同気象台によると、寒気や前線の影響で大気が非常に不安定な状態になっていた。気象庁は１日午後、静岡県中部などに竜巻注意情報を出した。