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女優、芦田愛菜(16)が8月27日公開のアニメ映画「岬のマヨイガ」で主演声優を務めることが3日、分かった。
■舞台は岩手県に伝わる伝説の古民家
同作は、大ヒット映画「千と千尋の神隠し」に影響を与えた小説「霧のむこうのふしぎな町」などで知られる盛岡市在住の児童文学作家、柏葉幸子さんが、東日本大震災をモチーフに心の再生を描いた同名小説が原作。
岩手県に伝わる“訪れた人をもてなす家”という伝説の古民家「マヨイガ」を舞台に、居場所を失った17歳の少女と血のつながりがない新しい家族たちの共同生活を描くファンタジーで、芦田は主人公・ユイを演じる。
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■岩手県知事も河童役で出演
主演声優は2019年の「海獣の子供」、昨年の「映画 えんとつ町のプペル」に続いて3年連続。役と同じく今年17歳となる芦田は、「マヨイガ」について「本当は私たちの周りにも存在するかもしれないのに、皆さんが気付いていないだけかもしれません。そういった、自分にしか気付くことのできない“小さな幸せ”って実は身近にあるんだよというメッセージを作品から感じました」と心に染みた様子。「『岬のマヨイガ』が、皆さまにささやかな幸せを運んでくれるといいな」と願っている。
また、岩手県の達増(たっそ)拓也知事(56)が小鎚川の河童役で声優に初挑戦することも決まった。