フルーツポンチ村上、俳句は「恋愛に役立たないけど、なんでもないことに幸せ感じる」

　お笑いコンビ、フルーツポンチのボケ担当、村上健志（４０）が７日、東京・ジュンク堂書店池袋本店で初の著書「フルーツポンチ村上建志の俳句修行」（春陽堂書店刊、税込み１９８０円）の発売記念トークイベントを開いた。
　同書には自作の俳句や歌人、俵万智さん（５８）との対談などを収録。イベントにはお笑いトリオ、パンサーの向井慧（３５）や俳句作家、佐藤文香さん（３５）も参加しオンラインで行われ、村上は同書に掲載したお気に入りの自作俳句の１つに「写真立ての裏映す窓雪の夜」を挙げた。
　２年前のＴＢＳ系バラエティー「プレバト！！」（木曜後７・０）に出演して以来、俳句作りをしているという村上。イベント後の会見では「コント作りと似ているけど、コントやお笑いの方はどんどんくだらない方に走り、俳句の方はどんどん深まっている」と分析、いい意味で相乗効果を生んでいるようだ。

googletag.cmd.push(function() { googletag.display('div-gpt-ad-Rec_Article'); });

　ただ、「恋愛には役立っていないですね」とうなだれつつ、「例えばパン屋さんでパンを買うときに、そばの観葉植物に目が行くとか、なんでもないことに楽しさや幸せを感じるようになりました」と日常の充実ぶりをうかがわせた。