俳優の竹野内豊(50)が13日、東京都内で行われた、主演するWOWOWドラマ「連続ドラマW 東野圭吾 さまよう刃」(15日スタート、土曜後10・0、全6話)の完成報告会に、女優の石田ゆり子(51)、俳優の三浦貴大(35)らと出席した。
原作は人気作家、東野圭吾氏(63)の同名小説で、未成年の男に娘を惨殺された長峰(竹野内)の復讐を描く物語。
少年犯罪がテーマで、2009年に公開された映画版では長峰を追う刑事・織部を演じた竹野内は「あまり役を引きずったりしないけど、今回の作品は家に帰ってもヘビーな気持ちが抜けなくて、私生活も苦しい時があった」と撮影期間の裏側を明かした。
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長峰が身を隠すペンションで働く和佳子役の石田も「法によって裁かれない凶悪な犯罪が自分の人生に関わってきた時に、自分ならどうするかを皆さんに考えていただきたい」とアピールした。
15年ぶりの共演となった石田について竹野内は「こういう内容の作品で撮影現場が緊迫した日もあったけど、ゆり子さんがいると男性スタッフが和むし明るくなる。私自身も心が救われた」と笑顔。重厚な内容の撮影の中で、石田が光となったようだ。