トランプ氏「正気失った」 議長罵倒、いらだち頂点
トランプ氏「正気失った」 議長罵倒、いらだち頂点
「正気を失っていた」。米野党民主党のペロシ下院議長らは16日、ホワイトハウスで開かれたシリア情勢を巡る会合で、トランプ大統領から口汚く罵倒されたと批判した。トランプ氏がペロシ氏を「三流」とののしり決裂。下院で進む大統領弾劾調査に神経をとがらせる中、シリア北部からの米軍撤収決定を批判され、いらだちが頂点に達したようだ。 米メディアによると、共和、民主両党の議会幹部を集めた協議の冒頭、トランプ氏はトルコのエルドアン大統領宛てに、シリア北部侵攻に際し「きつい内容の手紙」を送りつけたと自慢し始めた。 手紙では、エルドアン氏に対し「いきがるな」「ばかなことはするな」と俗語のような表現で、クルド人を虐殺しないようけん制していた。 ペロシ氏が米軍撤収後のシリアでロシアの影響力が拡大することなどに懸念を示すと、トランプ氏が反論。トランプ氏がペロシ氏に「私に言わせれば、あんたは三流の政治家だ」と言い放ったところで、ペロシ氏らは席を立ったという。 同席した民主党幹部は「これまで6代の政権と関わってきたが、これほど議会を無礼に扱う大統領は見たことがない」とあきれていた。(共同)
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