四輪車の世界販売台数は5・1%減の454万6000台。中国は政府の消費刺激策の効果もあり、過去最高を記録した。一方、日本や米国は前期を下回った。二輪車は21・8%減の1513万2000台だった。
22年3月期は売上高が15・4%増の15兆2000億円、純利益が10・3%減の5900億円と増収減益を予想した。販売は回復するものの、鉄鋼やレアメタル(希少金属)など原材料価格の高騰が税引き前利益ベースで2500億円程度の押し下げ要因になると見込んだ。
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電気自動車(EV)などの研究開発費は、前期を599億円上回る8400億円とした。
世界的な半導体不足も今後の懸念材料だが、オンラインで記者会見した倉石誠司副社長は「上半期の影響を下半期で挽回し、年度では相殺できる」との認識を示した。