明日海りお、宝塚退団公演に「今まで以上に心を込めて」

宝塚歌劇団花組公演「Ａ　Ｆａｉｒｙ　Ｔａｌｅ－青い薔薇の精－」「シャルム！」の初日公演前に会見した（左から）花組トップコンビの明日海りお、華優希＝東京・有楽町【拡大】 　宝塚歌劇団花組トップスター、明日海（あすみ）りおが１８日、東京・有楽町の東京宝塚劇場で退団公演「Ａ　Ｆａｉｒｙ　Ｔａｌｅ－青い薔薇の精－」「シャルム！」の初日公演前に会見した。　千秋楽の１１月２４日付で退団する明日海は「今までどおり、そして、今まで以上に心を込めて務めさせていただきます」としみじみ。９月までの兵庫・宝塚大劇場公演について「退団するのが初めてですので…」と天然ぶりを見せながら、「初めてのことづくしでこういうことをしなければいけない、こういう心境になるんだなと思いながら、バタバタしていたという印象です」と振り返った。　ショーでは卒業を象徴するシーンもあるが、「長年研究して大事にしてきた黒燕尾の場面は、トップスターの大先輩の安寿ミラさんが振り付けをしてくださり、思い入れがあります」と伝統の重みをかみしめていた。　相手役の華優希（はな・ゆうき）は娘役トップとしての披露公演。「明日海さんのご卒業公演なので、１日１日、１公演１公演を大切にしたいです」と話した。