俳優、中山優馬(27)が今冬公開の映画「189(イチハチキュー)」(加門幾生監督)に児童福祉司役で主演することが20日、分かった。
■今冬公開、バディには初共演・夏菜
児童相談所虐待対応ダイヤル「189」に“いちはやく”助けを求める小さな命を救うため、奔走する児童虐待対策班を描いた社会派ドラマ。中山は東京都の児童相談所で働く新米児童福祉司役で、その主人公とバディを組む弁護士を女優、夏菜(31)が演じる。
5年ぶり2度目の映画主演となる中山は、WOWOWドラマ「トッカイ~不良債権特別回収部~」での不良債権回収員役や音楽劇「蜜蜂と遠雷~ひかりを聴け~」でのピアニスト役など芯が通った演技で人気を確立。
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■「メッセージをしっかりと伝えなければ」
今作では苦悩や葛藤と戦う児童福祉司役で、「作品に込められた重大なメッセージをしっかりと伝えなければならないと背筋が伸びる思いでした」と気合十分。「みんなでこの問題と向き合い、今より良い世の中にすることができるきっかけとなる作品になればうれしいです」と社会問題にメスを入れる覚悟だ。
中山と初共演の夏菜は「最初とっつきにくい人なのかなと思っていたのですが、実際は誰よりも熱い男。頼れる座長でした」と絶賛し、「社会的な問題を題材にしているので、問題解決のきっかけにつながる映画になれば」とアピールした。