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人気グループ、TOKIOの城島茂が10月スタートの日本テレビ「サムライカアサン」(月曜深夜0・59、関東ローカル)で50歳にして連ドラに初主演することが21日、分かった。演じるのは高校生の一人息子に溺愛する大阪のオカン。反抗期の愛息と衝突しながらも高校卒業まで支え続ける感動コメディーだ。私生活では長男(1)のパパでもある城島は「ドラマを通して親として成長できたら」と公私ともに進化する。
4月からジャニーズ事務所の関連会社、(株)TOKIOの社長として新たな一歩を踏み出した城島が、連ドラ初主演でまさかのオカンになる。
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漫画家、板羽皆氏作の同名漫画を原作にした「サムライカアサン」は主人公のよい子(城島)と長男、たけしの親子物語。よい子がウザい程の愛情を注ぐため弁当や内緒のアルバイトをめぐり大げんかするなど衝突ばかりだが、随所に親子愛が垣間見え、ほっこり泣ける展開がクセになる。
城島は2018年に自身にそっくりな女性歌手、島茂子としてDVDシングル「戯言」でソロデビュー。同役でTOKIOの同僚、松岡昌宏(44)主演のテレビ朝日系「家政夫のミタゾノ」に出演経験があり、女性役はお手のものだ。
芸能生活35年、50歳でつかんだ大役に「この年にしてちょっとドキドキしております」と武者震い。モコモコパーマに割烹(かっぽう)着姿でよい子になりきり、「オカン役には全く抵抗なく(笑)、ますますその気になりました」と撮影が待ちきれない。
グループではリーダーであり、「メンバーのことは小さい頃から知っているので、やんちゃな時代が垣間見えると、カメラを向けて『こっち向いて!』と言いたくなる」と“母性”もたっぷり。
私生活では19年に結婚したタレント、菊池梨沙(25)との間に1歳の長男を持つ城島が、パパとして培った親心を武器に笑いと涙を届ける。
◆原作者も太鼓判
演出を担当する同局の内田秀実氏は「さまざまな側面を持つオカン像を、城島茂さんなら女優さん以上に嫌みなく、もっと面白く表現していただける」と起用理由を説明。原作者の板羽氏は「かわいくて楽しくてパワフルな城島さんオカンで、たくさんの方に楽しい気持ちになっていただきたい」と期待した。