那覇空港では発着便を表示するモニターに「欠航」の文字が目立った。出張で来た東京都の自営業男性(58)は大型のスーツケースを手に「本当は来たくないが、大事な客との打ち合わせで変更できなかった」とため息。那覇市中心部の国際通りもシャッターを閉めたままの店が多く、人通りはまばら。土産物店の女性店員(60)は「客はほとんど来ない。これだけ感染が増えると仕方ない」と話し、店舗前の歩道の掃き掃除をしていた。
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県によると、21日まで直近1週間の人口10万人当たりの新規感染者数は73・55人で、北海道に次いで全国2番目に多い。大型連休後に急増しており、県の担当者は「県外から来た方々が感染源になっている可能性はある」と指摘。県は医療崩壊を避けるため、早期の封じ込めを図る考えだ。