党性的指向・性自認に関する特命委員会の稲田朋美委員長は、佐藤勉総務会長や森山裕国対委員長、末松信介参院国対委員長と相次いで面会し、法案成立への協力を要請した。
森山氏は党内了承後の法案審議に関し、記者団に「参院とよく協議したい」と語った。公明党の高木陽介国対委員長は「日程的には大変厳しい」と指摘した。
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稲田氏らは24日の特命委などの会合で、国会での十分な法案審議を条件に了承を取り付けた。反対派は納得しておらず、次回の政審や総務会でも異論を強く主張する可能性がある。
7月の東京都議選や秋までにある衆院選を控える中、ベテラン議員は「党内を二分するような姿を見せるべきではない。無理して成立させる必要はない」と話す。