ボーイング、737MAX墜落事故前に欠陥認識か
ボーイング、737MAX墜落事故前に欠陥認識か
複数の米メディアは18日、航空機大手ボーイングに所属するパイロットが、2件の墜落事故を起こした最新鋭機737MAXに欠陥があることを、事故前の2016年に認識していた可能性があると報じた。事故時に誤作動を起こしたとされる自動失速防止装置の問題を指摘するメッセージを同僚に送っていたことが明らかになった。 ロイター通信によると、ボーイングに当時所属していたパイロットは、地上のフライトシミュレーターで737MAXのシステムのテストをしていた。 パイロットは16年、自動失速防止装置が「シミュレーターの中で暴れている」などと同僚にメッセージを送った。「当局にうそをついた(意図せずに)」というメッセージもあった。 墜落事故後、ボーイングは数カ月前にこのメッセージの存在を把握したが、米連邦航空局(FAA)に報告したのは17日になってからという。(共同)
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