昨年脳梗塞発症の李麗仙、女優復帰目指しリハビリ中

昨年脳梗塞発症の李麗仙、女優復帰目指しリハビリ中
李麗仙=2008年3月31日撮影【拡大】  脳梗塞を患い、闘病中の女優、李麗仙(77)が、女優復帰を目指してリハビリに励んでいることが19日、分かった。 関係者によると、東京都内にある病院併設の施設に入所し、治療・リハビリの日々を送る李が脳梗塞になったのは昨年。同10月下旬に自身が主宰する状況劇場企画公演「隅田川」を南青山・銕仙会能楽堂で上演予定だったが、準備中に病魔に襲われたという。公演の成功に情熱を燃やしていたが、同9月に体調不良により同公演を中止すると発表されていた。 長年にわたり演劇界を牽引してきた実力派女優は、舞台、ドラマ、映画などで幅広く活躍し、個性的な演技で「アングラの女王」の異名を持つ。 近年は、能作品を参照して書き上げた“李麗仙現代能シリーズ”の上演に力を入れており、2017年には状況劇場企画公演「六条御息所」で迫力のある芝居を披露していた。李に親しい関係者は「彼女は女優復帰に向けて、リハビリに励んでいます」と話しており、舞台に戻ったあかつきには持ち前の力強い演技を披露してくれそうだ。
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