ＮＨＫ放送総局長、郵政副社長の「暴力団」批判に反論「通常取材の範囲内」　

　ＮＨＫの木田幸紀放送総局長は２３日、東京・渋谷の同局で定例会見を行い、かんぽ生命保険の不正販売問題を報じた「クローズアップ現代＋（プラス）」を巡り、鈴木康雄・日本郵政上級副社長がＮＨＫの取材方法などを「暴力団と一緒」と批判したことについて、「通常の取材の範囲内だった」と反論した。　また第３弾となる続報について、同席した番組担当の幹部は「７月の放送後も（不正販売問題に関して）取材態勢を続けている。その後もさまざまなことが明らかになっている。放送の時期は決まっていないが、構造的な問題としてクロ現で伝えたい」とした。