シシド・カフカ、ハードボイルドな女探偵に！原作は人気ミステリー

初の探偵役で女優としての幅を広げるシシド。どんな演技を見せてくれるのか【拡大】 　ドラマーで女優、シシド・カフカ（３４）が、来年１月２４日スタートのＮＨＫ連続ドラマ「ハムラアキラ～世界で最も不運な探偵～」（金曜後１０・０）で初主演を飾ることが２４日、分かった。２０年以上続く人気小説シリーズが原作で、ハードボイルドな女探偵役に初挑戦。同局の連続テレビ小説「ひよっこ」などで女優経験を重ねており、大役にプレッシャーを感じつつも、「ミュージシャンのシシド・カフカが演じる面白みを表現できたら」と誓った。　クールビューティーなドラマーのシシドが、イメージぴったりのハードボイルドな女探偵ドラマを女優の代表作にする。　「ハムラアキラ」は人気ミステリー作家、若竹七海氏が２０年以上にわたって書いてきた「女探偵・葉村晶シリーズ」の初のテレビドラマ化。シシド扮する主人公の葉村は、３４歳独身のミステリー好きで、質素な生活を送りながら訳ありの転職、転居を十数回繰り返している謎多き女探偵という難しい役どころだ。　“歌うドラマー”として２０１２年にデビューしたシシドは、１３年に「プリッツ」のＣＭで力強くドラムをたたきながら歌う姿が話題に。女優としても活躍しており、１７年のＮＨＫ連続テレビ小説「ひよっこ」では女優、有村架純（２６）が演じたヒロインと同じアパートに住む強気なＯＬ役を好演し、知名度が急上昇した。　ドラマの制作側は表現者としてのシシドの姿に感銘を受け、「『女探偵』はフワッとしたイメージだが、シシドさんの個性が役にリアリティーをもたらす」と期待を込めてオファー。これに、シシドは「恐怖しかない。今までの作品で主演が抱えるものの大きさを感じてきた。自分が背負うことは想像がつかない」と背筋を伸ばす。 【続きを読む】