“モンスター”井上尚弥 真の世界一を決めるWBSS決勝に挑む
“モンスター”井上尚弥 真の世界一を決めるWBSS決勝に挑む
井上尚弥(右)とビートたけしの特別対談が実現(C)フジテレビ【拡大】 主要4団体の世界チャンピオンや世界ランカーによる真の世界一を決めるトーナメント「ワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)」がいよいよ決勝を迎える。 バンタム級決勝のカードは、日本が世界に誇る“モンスター”井上尚弥(26)と世界的にその名を知られる“フィリピーノ・フラッシュ”ノニト・ドネア(36)の激突だ。さらに、井上の弟・拓真も同じリングに上がる。幼少の頃からともに拳の道を歩んできた井上兄弟にとって念願のダブル世界戦。フジテレビでは「WBSS決勝 井上尚弥vsノニト・ドネア」として11月7日午後7時57分から生中継する。 井上は、世界ボクシング協会(WBA)と国際ボクシング連盟(IBF)の世界バンタム級王者。2012年のプロデビュー後は、18戦18勝(16KO)と驚異的な強さを持つ。 その井上に「勝てる可能性のある選手」こそがキャリア45戦、井上の3階級を上回る世界5階級制覇を達成しているドネアといえる。ともに一撃必殺のパンチを持つだけにKO決着は必至だろう。 井上の弟・拓真は同日、先陣を切ってリングに上がる。昨年12月に世界タイトルを獲得したが、その肩書きには“暫定”の二文字がつく。正規王者のノルディーヌ・ウバーリに勝利し、正真正銘の世界チャンピオンの座を狙う。 また番組では、井上とFUJI BOXING応援団長でボクシングファンであるビートたけしの特別対談をVTRで届ける。当日のゲストは、今年7月に世界王座奪還に成功したWBA世界ミドル級王者の村田諒太、熱いボクシングファンである香川照之。MCは中村アンらが務める。 たけしは「精神的には井上選手の圧勝でKO勝ちがいいんだけど、4~5Rまで打って打たれて…を見てみたい。井上選手がパンチをもらったのは見たことないから、ちょっと怖い気もするけど、ドネア選手の左フックが入って倒れないまでも効いたって感じが見てみたいな。でも、今まで通りで勝てると思う。充分強いから」、香川も「もうずっとピークの内容で相手を粉砕してきているモンスターは、今回もまた前回を超える内容のパフォーマンスを見せるのか。見せて欲しい。ドネアというかつてのレジェンドを簡単に打ち砕くなら、もう拳聖(けんせい)の領域だ。想像してみる。恐らく左フックを両者は幾度となく相打つだろう。神さえもほれぼれする角度から左フックを打った者が勝者となるのだ。何度も何度もビデオを見返したくなるようなインパクトを、今回も激しく期待してしまっている。全国民が、である」とそれぞれ熱いコメントを寄せていた。
[紹介元] 「芸能社会」の最新ニュース – SANSPO.COM(サンスポ・コム) “モンスター”井上尚弥 真の世界一を決めるWBSS決勝に挑む