NGT裁判 男性側、山口真帆との“つながり”示す物証提出

NGT裁判 男性側、山口真帆との“つながり”示す物証提出
新潟地裁前で取材に応じるAKSの代理人弁護士(右)=新潟市中央区(撮影・池田証志士)【拡大】  新潟を拠点に活動するアイドルグループ「NGT48」の元メンバー、山口真帆(24)に対する暴行事件をめぐり、運営会社「AKS」(東京)が、暴行容疑で逮捕された男性ファン2人=不起訴=に3000万円の損害賠償を支払うよう求めた裁判で、男性側が山口との私的な“つながり”を示す証拠を新潟地裁に提出したことが28日、分かった。AKS側の代理人弁護士は「証拠として不十分だ」と主張している。 男性側はこれまで、山口と事件前に私的な関係があったと説明した上で、山口に暴行はしていないなどと主張し、争う構えを示していた。28日に同地裁で非公開で行われた弁論準備手続きでは、山口との関係を示す物証を数点提出。さらに男性2人の陳述書計4通を提出するなどし、従来の主張を強調した。 AKS側の代理人弁護士は、物証について「説得力が足りないと思っている」との見解を示した。 これまでに提出された準備書面では、男性側は事件前、山口から新潟市内の自宅マンションや携帯の電話番号を教わったり、衣服やアクセサリーをプレゼントしたなどと主張していた。これについて、山口が現在所属する芸能事務所「研音」は「そのような事実はない」と否定している。 次回の弁論準備手続きは11月25日に開かれる。(産経新聞)
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