芸人投稿、京都市は事前に確認 修正は要請せず
芸人投稿、京都市は事前に確認 修正は要請せず
京都市が吉本興業と契約を結び、計100万円で同社所属の漫才コンビが市の施策をPRする内容をツイッターに投稿したことを巡り、市が事前に文面を確認していたことが29日、市への取材で分かった。 市は吉本側に対し、ふるさと納税と市営地下鉄に関する発信をしてもらうよう依頼。具体的な文面については一任していたが、投稿前に市に送られた文面の内容を確認した。修正は要請していないという。 投稿は広告だと明記されておらず、口コミを装ってPRする「ステルスマーケティング(ステマ)」に該当するとの指摘がある。市によると、市民らから「契約の金額が高い」「投稿はステマではないか」などと多くの苦情が寄せられている。 市はホームページで「より多くの方に市政情報を知っていただくために実施したが、皆さまのご意見を受け止め、今後より分かりやすく効果的な広報を心掛けてまいります」とのコメントを出した。
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