【関西レジェンド伝】由美かおる(3)大反響!イタリアでレコードデビュー
【関西レジェンド伝】由美かおる(3)大反響!イタリアでレコードデビュー
「同棲時代」と同じ1973年の撮影。抜群のプロポーション!【拡大】 デビューした1966(昭和41)年の10月からTBSの朝の情報番組「ヤング720」の司会をやらせていただきました。その番組で、イタリアの人気俳優ジュリアーノ・ジェンマさんと女優モニカ・ビッティさんにインタビューすることになり、イタリアのローマに飛びました。 まだ17歳だったんですけど、現地までは1人で行きました。取材が終わってスタッフと食事をしていたら、すてきな男性が「チャオ! かわいい!」って近寄ってきたんです。「あなたは日本の歌手ですか女優ですか」と聞かれまして、その方は歌手のミルバさんが所属していたイタリアの大手レコード会社「カムレコード」の社長さんだったんです。 「ぜひ、あなたをイタリアで売り出したい。レコードを出しませんか」と言われました。日本に戻って西野バレエ団の西野皓三先生に相談したら「それはいいね」ということになり、イタリア語も勉強してレコーディングに臨みました。 曲名は「ス・ラガッツォ(Su,ragazzo)」。男の子たちという意味です。ベネチア音楽祭に出場し、現地メディアの取材も受けました。反響もあったので、LPも録音。ブラジルやチリの音楽祭にも招待されました。カムレコードの社長さんからは「ヨーロッパで大々的に売り出したいから、イタリアに永住してくれないか」と誘われました。日本にもレギュラーがありましたし、お断りしましたけど、もし引き受けていたら、違った人生があったかもしれません。 【続きを読む】
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