風間&川島&杉原アナ 青春時代を振り返る上質のドキュメンタリー
風間&川島&杉原アナ 青春時代を振り返る上質のドキュメンタリー
チームワークばっちりの(左から)川島明、風間俊介、杉原千尋アナウンサー=東京・台場のフジテレビ【拡大】 30日スタートのフジテレビ系新バラエティー番組「BACK TO SCHOOL!」で共にゴールデン・プライム帯初MCとなる風間俊介(36)と川島明(40、麒麟)が、同じくMCを務める同局の杉原千尋アナウンサー(23)をまじえ、初回収録後インタビューに応じた。 今年3回特番で放送され好評だった番組が待望のレギュラー化。初回は午後9時から2時間SP。その後、水10として毎週午後10時から放送される。 「もっといっぱい友達がほしかった」「もっと思いっきり恋をしてみたかった」 そんな後悔の気持ちを抱きながら大人になってしまった芸能人が一度だけ学校に戻ることができる”数日間の物語”。現役高校生たちと一緒に学校生活を本気で過ごすなかで芸能人のリアルな姿が見えてくるドキュメントバラエティーである。実際の学校に期間限定で飛び込む初回の“転校生”は木下優樹菜、みやぞん(ANZEN漫才)。 収録後、風間は「これまでの上質なドキュメンタリーがレギュラーになって変わってしまうのではと危惧したが、クオリティーはキープしたままだった。みなさんの心に届くのは間違いない」と感想。川島も「終わってからもずっとしゃべりっぱなしで話がつきない。映画を見たあと感想を言い合うあの感覚と一緒」と続けた。 途中、感動のあまり号泣し、からかわれていた杉原も「仕事なんだけど、視聴者として普通にテレビを見ている感覚」と照れながら語る。 風間によると、これは「芸能人として何かやらなきゃという性(さが)が途中でふっとなくなる瞬間がある番組」という。川島もうなずきながら「芸能人とは?ということを考えさせられる番組」と位置づける。 3人の青春エピソードも披露した。 中学生の頃からお笑いの世界に入りたかった川島は当時、深夜ラジオや雑誌の大喜利投稿にひんぱんに応募していたそうで「例えば、松本人志さんがやっていた『一人ごっつ』(フジ)のお題ばかり考えていた時期も。ものすごくさわやかな青春時代でした」とニヤリ。風間は「僕はひたすらジャニーズJr.。いま活躍している嵐や(生田)斗真らと切磋琢磨していた青春」と振り返る。 一方、杉原は「私は、思い出すのは学校行事かな。輝いていたな」と自ら口に。すると、風間から「うん、きっと輝いていたとは思うけど、自分で言うかな(笑)」とダメ出しが入っていた。 青春時代をやり直してもらいたい芸能人を問われると、川島ががぜん前面に出てきた。 「断然、相方(田村裕)でしょ。なんせ『ホームレス中学生』(田村が生い立ちを綴った自伝)ですから。何でも、家にテレビがなかったらしく、コンビを組んで2年目で八代亜紀さんと仕事したとき『誰なん?』って聞いてきましたから。僕は『声に出さんといて。やめて、やめて』って感じで。八代さんが当時、掃除の仕方などを知らなくて…そうしたら相方が『何言うてんねん、おばはん』って。八代さんがいい人だったので笑ってくれていましたけど」 冷や汗ものの当時の相方の裏話を吐露した。 かつて、歌手の青山テルマが出演したとき、見ず知らずの女の子の家に泊まったあと、SNS上で仲良くなり、その女の子が受験か何かで上京したときに、今度は青山さんの家に泊まり…カメラが回っていないところでもそういう交流が続いていたという。 風間は「まさにドキュメンタリー!」と感動し、川島は「うそつき芸能人はすぐにメッキがはがれると思います」と笑った。 「どこの学校へ行くか、どんな人たちと出会うかというところで毎回物語が変わってくる。もしかしたら何もない回も。そうなっても、それはそれでリアル。このドキュメンタリーを見て、みなさんがやってきたことを確かめ、もう一度やり直してみたいと思うきっかけになってもいい。すべての人にある学生時代。思い浮かべながら見ていただくと、きっと共感される番組になると思います」と風間は最後まで熱く語っていた。
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