ｉモードが２６年３月末終了、ＦＯＭＡも

インターネット接続サービス「ｉモード」を備えたＮＴＴドコモの携帯電話（同社提供）【拡大】 　ＮＴＴドコモは２９日、従来型携帯電話向けのインターネット接続サービス「ｉモード」を２０２６年３月末に終了すると発表した。日本発の画期的なサービスとして一世を風靡したが、スマートフォンの急速な普及で利用者が減少していた。これに合わせて第３世代携帯電話サービスのＦＯＭＡ（フォーマ）も終了する。　今年９月末時点のｉモードの契約数は７６３万８０００件、ＦＯＭＡは自動販売機といった機器などへの設置も含み２０６６万１０００件。ドコモは１９９９年にｉモードのサービスを始めた。契約数はピーク時の２０１０年７月に約４９００万件を突破したが、減少傾向が続いていた。　ドコモは今後、利用者に対し第４世代（４Ｇ）携帯や、来年春から本格サービスが始まる第５世代（５Ｇ）移動通信システムへの移行を促す。