米J&Jのベビーパウダー、アスベスト再検出されず

米J&Jのベビーパウダー、アスベスト再検出されず
 米医薬品大手ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)が米国で生産・出荷したベビーパウダー1本から微量のアスベストが検出された問題で、同社は29日、この1本を再検査した結果、アスベストは検出されなかったと発表した。 J&Jは18日、食品医薬品局(FDA)の検査で商品1本から微量のアスベストが検出されたことを受け、商品の一部を自主回収すると発表。対象は2018年に生産・出荷した3万3000本だが、ドラッグストア大手などは回収対象以外のベビーパウダーも撤去した。 J&Jは自主回収した商品についても、第三者による検査でアスベストを含まないことを確認したとしている。 ロイター通信によると、発がん性のあるアスベストが混入したJ&Jの商品を使ったことでがんになったと主張する人たちが、同社を相手取って約1万5千件の訴訟を起こしている。(共同)
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