Ｄｒａｇｏｎ　Ａｓｈ、金子賢輔は有罪　母の歌手、金子マリも見守る

　自宅で大麻を所持したとして大麻取締法違反などの罪に問われた人気ロックバンド、Ｄｒａｇｏｎ　Ａｓｈ兼ＲＩＺＥのメンバー、金子賢輔被告（３３）に、東京地裁は３０日、懲役６カ月、執行猶予３年（求刑懲役６カ月）の判決を言い渡した。　判決理由で丹羽敏彦裁判官は「少量ではあるが使用期間も長く、依存の懸念はある。しかし、前科、前歴もなく、被告が大麻との関わりを絶つ意向を示し、更生の環境が整っており、執行猶予が相当。友人、母の支援もある」と説明。「（判決の理由、猶予の意味を）覚えていて下さいね」といわれると、「分かりました」と返事をした。　長髪を後ろで束ね、黒色のスーツにグレートと黒の千鳥柄のネクタイ姿で入廷。イスに腰掛けると、前方で両手を組み、落ち着かない様子で親指を動かし続けた。法廷では母の歌手、金子マリ（６４）も息子の判決を見守った。　判決によると、７月１９日、京都市下京区の当時の自宅で大麻約０・２３グラムを所持したとしている。　金子被告とともに逮捕、起訴されたギタリストＣｈａｒ（６４）の息子で、ＲＩＺＥのメンバー、米国籍のミュージシャン、マック・ファーデン・ジェシー・ソラト被告（３９）には２９日、懲役２年、執行猶予３年（求刑懲役２年）の判決が下されている。