韓国・釜山で「抗日通り」看板設置 革新系市民団体が“命名”
韓国・釜山で「抗日通り」看板設置 革新系市民団体が“命名”
韓国の革新系市民団体が30日、南部・釜山の日本総領事館付近を「抗日通り」と“命名”し、近くの公園に看板を設置した。管轄する釜山市東区は「看板は違法設置物にあたる」との見解を示している。阻止しようとする警察ともみ合いになったが、団体側は設置を強行した。 日本政府は30日、外交ルートを通じて韓国政府に抗議し、看板を速やかに撤去するよう求めた。 公園には韓国人元徴用工を象徴する像が置かれており、団体側は総領事館前にある従軍慰安婦問題の少女像までの約150メートルを「抗日通り」と名付けると宣言。元徴用工訴訟での韓国最高裁判決から1年となるのに合わせて看板を置いた。30日には集会も開き、日本政府に元徴用工らへの謝罪や賠償を要求した。 韓国メディアによると東区は今後、看板の撤去に向けた手続きを進める方針という。(共同)
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