資生堂パーラー銀座本店が全面改装 外国人客の対応強化
資生堂パーラー銀座本店が全面改装 外国人客の対応強化
資生堂は31日、東京・銀座の創業の地にある「資生堂パーラー銀座本店」を全面改装し、内部を報道陣に公開した。外国人観光客が多く来店することから、菓子類の販売スタッフの数を拡充して対応を強化する。11月1日に営業を再開する。ブランド力を高めることで、主力の化粧品事業との相乗効果を狙う。 資生堂パーラーは、1902年に薬局の一角でソーダ水などを販売したのが前身で、28年にレストラン事業も始めた。ミートクロケット(コロッケ)やパフェなど名物メニューには愛好者が多く、太宰治の小説などにも登場する銀座の代表的な存在だ。 現在は2001年に建てられたビルの1~11階に入る。今回は温かみのある内装を施し、ゆったり過ごせるように工夫した。資生堂パーラーの鈴木真社長は「ソファ席を増やした。年配から子供まで幅広い年代の人に来てほしい」と話した。全面改装に合わせ、菓子類も対面販売から係員が近づいて接客できるスタイルに切り替えるという。
[紹介元] 「芸能社会」の最新ニュース – SANSPO.COM(サンスポ・コム) 資生堂パーラー銀座本店が全面改装 外国人客の対応強化