英語民間試験見送り 大学入試センターが共通ID発行申し込み中止
英語民間試験見送り 大学入試センターが共通ID発行申し込み中止
2020年度に予定されていた大学入学共通テストへの英語民間検定試験の導入見送りを受け、大学入試センターは1日、民間試験の成績を管理するための「共通ID」について、発行申し込みを中止したと発表した。民間試験の実施団体や大学などは、文部科学省やセンターとの調整を始めた。 センターは、同日から共通IDの受け付けを始める予定だった。既に各地の高校から申請書類が到着しており、取り扱いについて検討している。今後、詳細が決まり次第、公表する。 導入予定だった民間試験の一つ、英検を運営する日本英語検定協会は9月18日から、来年4~7月に実施予定の試験を対象に予約申し込みを受け付けていた。予約金3千円について、受験を取りやめる場合は、今月5~11日に協会サイトから申し出れば手数料を差し引き、返金を受け付けるとしてきた。今回の導入見送りを巡っては「文科省やセンターと相談し、今後の対応を早急に決めたい」と説明した。
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