首里城の収蔵品400点超が焼失か 琉球王族「尚家」関連史料など
首里城の収蔵品400点超が焼失か 琉球王族「尚家」関連史料など
首里城(那覇市)を管理する一般財団法人「沖縄美ら島財団」は1日の記者会見で、首里城の建物群で1500点以上の絵画や漆器などを収蔵し、うち400超が焼失した可能性があると明らかにした。 焼失の可能性が高いのは、寄満と呼ばれる建物の多目的室に置いていた琉球王族「尚家」に関連する史料など407点と、全焼した正殿や南殿などで常設展示していた14点。ほかに二つの収蔵庫に県指定有形文化財を含む計1075点を収めていた。 収蔵庫は耐火性能が備わっているが、熱を帯びた状態で開けられず、中の状態は不明という。
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