中村梅丸改め莟玉、劇中口上で決意「この上なお一層、芸道に精進して参ります」

中村梅丸改め初代中村莟玉【拡大】 　歌舞伎俳優、中村梅丸改め初代中村莟玉（かんぎょく、２３）が１日、東京・銀座の歌舞伎座で開幕した「吉例顔見世大歌舞伎」（２５日まで）の夜の部「菊畑（きくばたけ）」で劇中口上を行った。　師匠で養父の中村梅玉（７３）らが見守る中、「まだ未熟者ではございますが、この上なお一層、芸道に精進して参ります」と力強くあいさつ。屋号の「高砂屋」の掛け声と大きな拍手がわき起こった。　一般家庭に生まれた莟玉は、２００５年に初舞台を踏み、０６年に梅玉の部屋子に。梅玉の養子になったのを機に莟玉となった。