香港長官、急きょ北京へ 韓正副首相と6日会談
香港長官、急きょ北京へ 韓正副首相と6日会談
香港政府は3日、中国本土を訪れている林鄭月娥行政長官が上海で「中国国際輸入博覧会」に出席した後、北京に向かい、中国の最高指導部内で香港政策を担当する韓正副首相(共産党政治局常務委員)と6日に会談すると発表した。 林鄭氏は5日に上海から香港に戻る予定だったが、急きょ予定を変更した。 中国共産党は10月末の第19期中央委員会第4回総会(4中総会)で、「行政長官と主要官僚の任命制度を改善する」などと決定し、抗議活動が続く香港への管理強化を打ち出したばかり。会談ではこうした決定に関して協議する可能性もありそうだ。 3日の発表によると、林鄭氏は5日夜、上海から北京に移動し、6日午前に韓氏と会談、午後には中国広東省と香港、マカオを一体化して大経済圏を築く中国の国家戦略「ビッグベイエリア(大湾区)構想」に関する会議に出席する。 香港政府の10月29日の発表では、林鄭氏は同31日から上海、江蘇省南京を訪問し、11月5日に香港に戻る予定だった。(共同)
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