慰安婦作品の展示不可に市民団体、検閲行為と抗議
慰安婦作品の展示不可に市民団体、検閲行為と抗議
三重県伊勢市の市美術展覧会で慰安婦をイメージした写真を使った作品の展示を認めなかった市に対し、市民団体が5日、市教育委員会で「表現の自由を侵し、検閲に当たる行為だ」と抗議した。団体は鈴木健一市長に「表現の自由」について問う質問状も提出した。 団体は展示不可を受けて発足した「表現の不自由を憂える伊勢市民の会」で、17人が参加した。団体からの指摘に市教委は「あいちトリエンナーレの混乱を受け、市民の安全を第一に考えた」と繰り返した。 質問状では「今後『表現の自由』はどう守られるのか」などと聞き、市長との面会も求めた。
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