新原経産局長、菊池桃子の「仕事しながら子育てする姿にひかれた」　出会いは政府会議

　女優の菊池桃子（５１）との結婚を明かした経済産業省の新原浩朗経済産業政策局長（６０）は５日に記者団の取材に応じ、出会いは政府の１億総活躍社会の実現に向けた国民会議だったと説明した。　国民会議は２０１５年１０月に初会合を開き、菊池は民間議員、新原氏は事務局を務めていた。国民会議の活動が終わり、政策の進捗などを説明しているうちに意気投合した。「仕事しながら子育てする姿にひかれた。とてもハッピーだ」と笑顔で話した。　１９年に入り交際を開始。どちらがアプローチしたかは、はぐらかしつつ「妻は『自分から』と言うかも」とのろけた。赤いバラの花束を手に「結婚してください」とプロポーズした。菊池の芸能活動の経歴については「入省当初で世の中から隔絶されており、知らなかっ」と語った。　異色のカップルに驚きが広がった。官僚時代に新原氏の後輩だった、西村康稔経済再生担当相は「言葉がしばらく出なかった。独身生活を謳歌していると思っていた」。梶山弘志経産相は「末永い幸せを心より願っています」と祝意を表した。