携帯2社が増収増益 ドコモは値下げ響き純利益8・5%減
携帯2社が増収増益 ドコモは値下げ響き純利益8・5%減
携帯大手3社の9月中間連結決算が5日、出そろった。ソフトバンクとKDDI(au)の2社が増収増益を確保した。ともに法人向け事業などが伸びた。NTTドコモは、政府による通信料金値下げの要請を受けて、6月から始めた新料金プランの影響を他の事業で吸収することができず、減収減益となった。 ソフトバンクの売上高は前年同期比6・0%増の2兆3731億円、純利益は4・1%増の3274億円。伸び率は、6月にヤフー(現Zホールディングス)を連結子会社化した影響をさかのぼって反映させて計算した。 KDDIはエネルギー事業や法人向けの機器販売などが伸び、売上高は4・2%増の2兆5644億円、純利益は0・6%増の3475億円となった。ただ携帯端末の販売促進費がかさみ、営業利益は1・4%減の5534億円だった。 ドコモは、最大で4割値下げをうたう新料金プランを始めたことが響き、売上高は2・5%減の2兆3300億円、純利益は8・5%減の3723億円だった。
[紹介元] 「芸能社会」の最新ニュース – SANSPO.COM(サンスポ・コム) 携帯2社が増収増益 ドコモは値下げ響き純利益8・5%減