大学入学共通テストの実施中止求め署名4万超 提出の高2生「解決の兆しが見えない」
大学入学共通テストの実施中止求め署名4万超 提出の高2生「解決の兆しが見えない」
東京都の高校2年生4人が6日、文部科学省を訪れ、2020年度の大学入学共通テストについて、実施中止を求める約4万2000人分の署名を担当者に手渡した。代表の男子生徒(17)は「英語への民間検定試験導入は見送られたが、記述式の問題も大きい。受験生の人生を左右しかねないのに、解決の兆しが見えない」と訴えた。 男子生徒らは民間試験導入に加え、国語などへの記述式問題に関しても採点の公平性などに疑問があると考え、今年10月25日からインターネットの署名サイトを通じ、高校生や一般の人に賛同を募っていた。最初の共通テストは21年1月に予定されており、男子生徒は「ここまで改善されていない以上、21年の実施はあり得ない」と話した。
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